真空蒸着メッキとは
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柏真空では主にメッキ加工を請け負っておりますが、メッキ加工といってもさまざまな手法、種類があります。その中でも柏真空で得意としているのは『真空蒸着メッキ』、『ハーフ蒸着』、『塩化ビニール素材のメッキ加工』です。
真空蒸着メッキとは?
真空蒸着メッキとは、対象物に対して一度塗装を施した後、真空蒸着装置の中で、金属片を(アルミ、クローム、他)を蒸着(真空状態で金属片を電機的に溶解、メッキ付着)させる手法です。
利点として、幅広い素材(各種プラスチック、金属)へのメッキ加工が可能で、バリエーションに富んだ各カラーメッキが可能です。
塗装ブース
真空蒸着メッキが施されるまで
塗装作業工程
メッキらしいツヤ出し、アルミへの密着を行うために表面に軽い塗装を行います。
メッキ(真空蒸着)
真空蒸着装置の中で金属片(主にアルミ)を蒸着(真空状態で金属片を電機的に溶解、付着)させます。
スピンドル
製品を回転させながら塗装するスピンドル塗装機です。
UVスピンドルライン
一般の熱硬化型蒸着よりもメッキの硬度と輝度がUP!
こんなことでお困りのときにも是非ご利用ください。
・一般の塗装をしたいが、弱いかなと思うとき。
UV塗装なら丈夫になります。
・塗装を施したが弱くてキズがつく。成型品をそのまま使ったがキズがつく。
UVハードコートを施せば丈夫になります。
事業内容
柏真空で行う真空蒸着は大別にすると①装飾用途、②実用用途のふたつに分類されます。
装飾用途
一般雑貨、ディスプレイ品、人形部品、化粧品容器類、車の内、外装部品、ホイル、パチンコ部品、玩具、他多数扱っております。
実用用途
・各種反射鏡→アルミの反射率の高さを利用したもの。
・ハーフ蒸着→メッキを薄膜にさせることにより、バックライトを当てて透過させて離床効果を狙ったもの。
・ステンレス蒸着→電機的に基盤内で発生するノイズを抑える時など。
・すず蒸着→不電導の効果を求められる時など。
・クローム蒸着→クロームらしい風合や硬度を求められる時など。
当社ではこれらの依頼品を日常的に加工させていただいております。さらに当社では、さまざまな材質にも対応いたしておりますので、気軽にご相談ください。具体的に当社にて日常加工している材質は、スチロール、ABS、P.P、ポリカーボ、ジュラコン、ナイロン、軟・硬質塩ビ、ペットFRP、他各種樹脂。金属としては、鉄、アルミ、ステンレス、銅、真鍮、アンチ、ダイガスト他、ガラス、瀬戸物、象牙…etc、いろいろと扱っております。
柏真空の技術・こだわり
①密着性
真空蒸着において密着は大事な要素です。当社では通常困難とされている軟質塩ビ素材への完全密着を果たしております。密着を高めるにはさまざまな技術が求められますが、より強固な密着を心がけております。
②塗膜の適正化
塗膜が適正でないと、さまざまな問題が発生します。
当社では形状、仕様用途に応じて常に適正な塗膜での塗装を心がけております。
③最も大事なこととして
加工において、最も大事なことは加工依頼品のお客様のニーズがどこにあるのか、お客様との充分な意思疎通を図って、最善の努力をおこたらない姿勢を持ち続けることであると思います。
CONTACT
真空蒸着メッキ・各種メッキ加工なら
当社へお任せください。
「短納期」「小ロット」などのご相談にも
対応いたします。
TEL 04-7131-7262 /
FAX 04-7131-7489
(営業時間 8:00~17:00)